睡眠導入剤市販のおすすめを紹介します!【副作用に注意】 - 目次

き盛りの友達や親戚などが「この頃うまく眠れないんだよね」といって元気がありません。話を聞いていると、「寝る時に薬がないとダメだ」と言っている人もいます。
 
良く食べ、良く眠るのは、健康な毎日に大切な事ですね。体も健康でいられるし、考え方も前向きになれます。
 
眠りを改善するためにお薬を使うことは悪いことではありません。頼りすぎないこと、正しく理解することが大切になってくると思います。そこで睡眠導入剤の効果や副作用についてまとめてみました。
 
 
目次

 

1、睡眠薬・睡眠導入剤の違い
2、睡眠導入剤の怖い副作用
3、安全な睡眠導入剤はないのか?
4、睡眠導入剤の種類別の特徴
5、市販のオススメの睡眠導入剤の比較
6、睡眠障害には4つの種類がある
7、睡眠導入剤の作用時間

睡眠薬と睡眠導入剤の違い

睡眠薬もしくは睡眠導入剤は、「眠れなくて困っている」という人が飲みます。いわゆる“不眠症”になった時に飲むお薬ですね。眠れない、といってもいくつかケースがあり、症状にあわせて薬は変わります。

 

睡眠薬とは

睡眠薬は基本的に2つの種類に分けることができます。ですが、眠らせる効果のある薬を総じて「睡眠薬」と呼んでいます。
 
一つ目は「入眠困難」という寝付けないタイプの不眠に使用されるもので、寝つきを改善させるのが目的です。この寝つきの悪さを解消するための薬は即効性が高いのが特徴で、長短時間型・短時間型にカテゴライズされる睡眠薬です。このような寝つきの悪さを改善させる薬は睡眠導入剤と呼ばれています。
 
二つ目に「中途覚醒」という夜中に何度も起きてしまうような人の悩みを解決するのを目的に製造された睡眠薬があります。これは中間型だったり長時間型という薬の作用時間が比較的長い睡眠薬です。

<睡眠薬が必要なケース>

・眠れるのだけれど、なんだか眠りが浅くて「良く寝たな」と感じられない
・眠っても夜中に何回も目が覚めてしまう
・朝起きてもまったくスッキリしていない
 

睡眠導入剤とは

上記の睡眠薬と比べて睡眠導入剤とは睡眠薬の中でも“寝つき”に対して効果がある薬のことを示しています。ただ、睡眠薬の説明で述べている通り睡眠導入剤と睡眠薬のジャンル分けは医師の間でも統一されていないので考え方は人によって違ってきます。睡眠導入剤に含まれている入眠効果の度合いによってそれが睡眠薬になった睡眠導入剤と呼ばれたりするので、自分の服用しているものが睡眠導入剤なのか知りたい場合には医師に相談するのがベストでしょう。

<睡眠導入剤が必要なケース>

・布団に入ってもなかなか眠れない
・寝てしまえば起きることがなく、朝はスッキリしている

睡眠導入剤の怖い副作用

睡眠導入剤に含まれている成分によって、脳全体の働きを抑えたり、中枢神経系を抑制する「GABA」という物質を増強したりします。そのために眠れるようになるわけなのですが、副作用がいくつか報告されています。
 

睡眠導入剤の副作用「持ち越し効果」とは

まずよくある副作用として日中の眠気が挙げられます。ただこれは寝不足で感じるような寝不足とは違い、ふらついたりめまいが起きるほどの異常なレベルの眠気です。これは「持ち越し効果」と呼ばれる睡眠導入剤の効果が使用した次の日まで持ち越されることが原因です。この副作用に特に注意をしなくてはいけないのが高齢者です。

高齢者は睡眠導入剤の副作用には特に注意が必要です。

若者に比べ高齢者の足腰は弱っているため、こうしためまいやふらつきによりつまずき・転倒のリスクが何倍にも高まってしますのです。加えて、最近大きな問題になっている高齢者の運転事故問題にも直結しています。運転中に集中力が低下することで周囲に対する注意が低下して事故を起こす原因になってしまいます。なので高齢者の睡眠導入剤の副作用には家族など周囲の人間の注意が必要です。
 

睡眠導入剤の副作用には記憶障害や認知症のリスクも

睡眠導入剤には上記の副作用に加え、一過性の記憶障害のリスクがあること、さらには服用する期間が長期にわたると睡眠導入剤に依存してしまう可能性が出るという副作用があります。それだけでなく、服用を続けていくうちに頭痛や倦怠感を覚えるほか、将来的に認知症を発症する確率が高まる・太る・自殺をするなどのリスクが高まる副作用があります。睡眠導入剤jの副作用の危険性をアメリカ食品医薬品局は危険視し、睡眠薬全般に「睡眠時に自動車の運転をするなどの夢遊病を起こす可能性がある」といった記載をしています。

安全な睡眠導入剤はないの?

眠れないのは辛いことです。眠れないこと自体がストレスにもなりますし、日中ずっとだるくて仕事も勉強もはかどりません。かといって睡眠薬や睡眠導入剤に頼りすぎると先ほど述べたような副作用により依存症になってしまう事があります。睡眠薬がなければ眠れないのではないか、今の量では眠れないのではないかという恐怖感、そして止めることまでもが怖くなる、と悪循環に陥ってしまうと完全に依存症ですね。
そういった睡眠導入剤の過度の使用による副作用を避けるために最近では眠りに対する問題の根本を解消するための睡眠サプリが注目されてきていますので睡眠サプリを紹介します。

 

睡眠サプリの効果と成分

睡眠サプリに含まれている主な成分と効果を紹介します。
 

1、ギャバ

チョコレートの商品でも知れている神経伝達物質の一種のギャバはストレスを緩和する効果があるとして注目されています。単に不眠症に効果があるだけでなく血圧を下げる効果もあるので血圧が高い人にもおすすめの成分です。
 

2、メラトニン

メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれていて入眠を促す効果があります。メラトニンの摂取がおすすめな人の特徴として毎日寝る時間がバラバラで体内時計の乱れによる不眠症を抱えている人です。もし頻繁に海外出張などがあり不眠に悩んでいる人がいたら是非おすすめしたい成分の一つですね。
 
ちなみにメラトニン自体はヒトの体の中で作られる物質ですが、食事からは摂取することが難しいのでサプリメントから積極的に摂取することがすすめられています。
 

3、トリプトファン

トリプトファンはメラトニンやセロトニンの原料となるアミノ酸の一種です。トリプトファンは必須アミノ酸なので体内での生成はできません。肉類や魚介類には含有量が豊富ですが、そればかり食べていると栄養が偏ってしまうのでサプリメントで補助するのがおすすめです。
 

セロトニンとは

トリプトファンは摂取され人間の脳に運れるとセロトニンとなります。セロトニンには目覚めを良くする効果があるほか、精神安定作用があることで知られています。ですが原料となるトリプトファンが不足してしまうと朝の目覚めが悪くなってしまうので十分な量のトリプトファンの摂取が重要になってきます。
 

4、グリシン

グリシンも非必須アミノ酸なので体内でも生成可能なアミノ酸で、こちらも魚介類(イカ・ホタテ・海老・鮪・蟹)に多く含まれています。眠りの浅い人や睡眠はしっかりとっているのに疲れが取れないという人にはおすすめの成分です。
 

5、ジフェンヒドラミン塩酸塩

睡眠サプリによく配合されているジフェンヒドラミン塩酸塩は眠気をもたらすのに効果があります。中枢神経の活動を抑えて、体の働きを弱めることによって眠くなるということです。もともとは、かゆみや鼻炎を抑える薬に使用されていた成分なのですが、自然に睡眠を促す作用もあることがわかり、睡眠サプリにも使用されるようになりました。寝つきの悪さ、浅い眠り、起床してからのだるさ、それらをきちんと改善すればQOL(生活の質)がグングンよくなります。

睡眠導入剤の種類別の特徴

睡眠導入剤のタイプは6種類に分けることが出来ます。

 

@バルビツール酸系

イソミタール・ラボナ・ベゲタミンA配合錠・ベゲタミンB配合錠などが代表的なバルビツール酸系睡眠薬で、強力な作用を持つ睡眠薬として有名です。服用から約30分で効果が表れ、5時間ほど効果が持続するとされています。睡眠薬としての効果だけでなくレム睡眠を抑える作用から悪夢に困っている人にも効果があるとされています。ですがあまりに副作用が多い点、から最近ではあまり処方されていません。

 

Aベンゾジアゼピン系

ベンゾジアゼピン系睡眠薬は日本国内では1番多く服用されている睡眠薬です。代表的な薬としてはハルシオン・レンドルミン・リスミーなどが挙げられます。特徴としては、催眠作用が高い割に副作用が少ないという点です。バルビツール系睡眠薬は大量に服用することで生命の危機に陥ってしましますが、ベンゾジアゼピン系睡眠薬ではそのような心配がないため、医師も処方しやすいお薬です。副作用がないわけではなく、服用を続けていくうちに体が慣れてしまい薬が作用しなくなってくる点、そして依存性があり薬を服用しないと不安やイラつき、発汗などの離脱症状が現れます。

B非ベンゾジアゼピン系

代表的な薬としてはマイスリー。ベンゾジアゼピン系よりも筋弛緩作用の副作用が軽減されている。

 

Cバルビツール酸系薬

代表的な薬はフェノバール。レム睡眠(眠りが浅く、脳が活発に動いている状態)を抑制する。ベンゾジアゼピン系薬に比べて毒性が強い。

 

Dメラニン受容体作動薬

代表的な薬はロゼレム。眠気に関連するホルモンを利用するため、自然に眠気が誘発される。睡眠の作用としては弱めだが、大きな副作用はない。

 

Eオレキシン受容体拮抗薬

代表的な薬はベルソムラ。オレキシンという脳の睡眠や覚醒を制御するホルモンをブロックすることにより、眠くなる薬。日中に眠気が出にくく安全性が高い副作用の低いお薬。

市販のオススメの睡眠導入剤の比較

睡眠がうまくとれていない期間が長いのか、一時的に生活リズムが狂ってしまっているのかなど、自分の状況に合わせて市販の睡眠導入剤を使用しましょう。

 

マイスリー

マイスリーは、アステラス製薬で製造されている非ベンゾジアゼピン系という種類に属する睡眠導入剤です。
薬を飲んでから、血液の中のお薬の濃度が最高値の半分になるまでの時間を「半減期」と言いますが、マイスリーはその半減期が1時間弱のため、「飲めば30分くらいで眠れる」というメリットがあり、寝つきの悪い人向けの睡眠導入剤です。
お医者様に処方してもらう必要がある医薬品となります。確実に処方してもらいたいのであれば心療内科を受診するのが良いですが、いつもお世話になっている内科などで「眠れない事」を相談したら処方された、というケースもあるようです。
金額は、10rを30日分処方されたとして、3割負担で1300円くらいになります。
副作用としては、飲むタイミングを守らないと朝起きても眠気がとれない、長い期間飲んでいると耐性がついてしまって睡眠導入剤が効きにくくなるケースがある、といったことが挙げられます。

 

ドリエル

ドリエルはエスエス製薬で製造されている市販の睡眠導入剤です。お医者様の処方がなくても購入することが出来ます。ヒスタミン(覚醒物質)を抑える事によって眠気を促します。
明日は大事な会議があるのにうまく眠れない、しっかり眠れない日が数日続いてしまった、そんな一時的な利用に適しています。
 
忙しくて近所のドラッグストアに行く時間すらない!という時はアマゾンでも購入でき、2017年02月07日現在、錠剤12錠入りが1,630円でカプセル6粒入りが1,941円です。服用して喉が乾いたり下痢をしたりする時は服用を止めましょう。副作用の発現率は94.5%となっています。

睡眠障害には4つの種類がある

起きようと思った時間の2時間以上前に目が覚めてしまう、布団に入って1時間たってもまだ眠れない、トイレに行きたいわけでもないのに夜中に何度も起きてしまう・・・。不眠の症状はひとそれぞれです。仕事によるストレス、生活リズムの乱れ、うまく眠れなくなるきっかけは無数にあります。今や日本人の5人に1人は不眠を感じているそうですよ。
睡眠障害は4種類に分けることが出来ます。

 

 

概日リズム睡眠障害

人は毎日決まった時間に一定のホルモンが分泌されることで、睡眠と覚醒を繰り返します。いわゆる「体内時計」です。この体内時計は「光」 によって体のリズムを微調整していますが、
夜更かしを続けたり、朝日を浴びなかったり、食事を摂る時間がバラバラだったりすることによってリズムが狂ってしまいます。
そうすると、夜になっても眠くならない、朝起きられずに日中ずっとだるい、といった状態になります。

 

過眠症

夜間しっかり寝ているはずなのに、少なくとも1か月以上にわたって日中に眠気が生じる状態を過眠症と言います。仕事中や学校の授業中、眠いと感じていなかったのに眠ってしまっていたという状況も過眠症かもしれません。
睡眠と覚醒を調整しているオレキシンという神経物質に問題が生じると、起きている時は眠くて、眠っている時は目が覚めてしまう状態となります。
「自動症」といって、日中眠ってしまわないようにと意識しすぎて、無意識のうちに眠ってしまっていて、その間に仕事が進んでいたり無自覚のうちに人と喋っていたり・・といったことが起きてしまいます。
周りからすると、また居眠りしている!自分の行動に無責任だ!と思われがちです。

 

不眠症

女性が多く発症しており、20代からお年寄りまで広い年代で発症しています。熟睡できない、夜中に何度も目覚めてしまう、早朝になると目がさえるといった症状が出ます。
極度の緊張・ストレス・うつ病などの精神障害・夜更かし・喘息・アトピーなど、不眠症になる原因はさまざまです。
残業が毎晩続いて、寝る前に深酒をして、ますます眠れなくなる…、こんな生活が続くことにより原因が複合して不眠症になってしまうこともあります。
集中力の低下・疲れが抜けない・体調不良が続く、といった症状が現れます。

 

睡眠時無呼吸障害

太っている、あごが小さくて横になると気道がふさがるなどが原因とされています。
眠っている間に大きないびきをかいたり、窒息したような感じになったりします。
日中も眠気を感じるようになって、判断力や集中力がにぶり、交通事故・仕事中のミスなどにつながります。睡眠時無呼吸症候群の人は、そうでない人の5倍も居眠り運転をしていると調査結果で示されています。

睡眠導入剤の作用時間

睡眠導入剤は、飲んでから効果が現れるまでの時間が短いほど強い薬であると分類されます。不眠の状態に合わせて睡眠導入剤の強さを選ぶ必要があります。
服用する際は強度について理解しておいた方がよいでしょう。

 

超短時間型の睡眠導入剤

ハルシオン・アモバンなどがあります。これらの睡眠導入剤は飲んでから10分弱で効果が現れ、2〜4時間効果が継続します。あまりにも即効性があるので、「布団やベッドに入ってから服用すること」「服用してから用事をしないこと」といった注意が必要です。

 

 

短時間型の睡眠導入剤

デパス、レスミーなどがあります。これらの睡眠導入剤は飲んでから20分程度で効果が現れ、6〜10時間作用は継続します。
夜中に何度も目を覚ましてしまって熟睡できない人に効果があります。筋弛緩の作用があるため、もしも夜中にトイレに行きたいとか水が飲みたいなどで起き上がる時には慎重に動きましょう。

 

中間型睡眠導入剤

ユーロジン、ネルボンなどがあります。これらの睡眠導入剤は服用後30分くらいして効果が現れ、24時間前後作用が継続します。朝早くに目が覚めてしまう、眠っても寝たりない、という人に処方されることが多いです。
朝起き上がるときは、手すりなどにつかまりながらゆっくりと動きましょう。

 

長時間型の睡眠導入剤

ドラール、ダルメートなどがあります。服用してから効果が現れるのに1時間弱かかり、36〜80時間程度作用が継続します。これらの睡眠導入剤には抗不安作用が大変強いため、精神疾患の患者さんに処方されるケースが多くあります。日中、体の力が抜けてしまうことがあるので気を付けましょう。